ディスクの最適化の実行
ディスクの最適化というのは、HDDに書き込まれたデータを整理整頓する役割があります。データが整理整頓されていない(断片化と言います)と、データの読み込みや書き込みに時間が掛かってしまいます。
最適化は月に1度程度やっておけば良いと思いますが、データの追加、削除といった作業を大量に行った時や、新しいソフトをインストールした時には意識的に行った方が良いと思います。
ディスクの最適化

データが断片化する理由
パソコンのデータは、HDD等の記憶媒体に書き込まれていのですが、この記憶媒体は基本的にリライタブルと言われる追加と削除が容易にできる仕組みになっています。そのおかげで、一度書き込んだデータを削除して、その上にまたデータを書き込むことができます。
しかし、この追加と削除を繰り返していく中で、当然ながら削除したデータの空き容量と追加で書き込んだデータの容量に差異が生まれ、連続したデータとして書き込む事ができなくなる事になります。
そうなると、同じHDDの中と言っても複数の場所に分割された状態でデータが保存されていくことになっていきます。こういった状態になることを断片化(フラグメンテーション)と呼んでいます。
ディスクの最適化では、このように断片化したデータを一つの連続したデータに並び替える作業を行います。