バックアップセットの管理
バックアップセットの管理では、どのデータorファイルを(対象)、どこに(場所)、いつ(タイミング)、バックアップを行うのかの確認と設定を行うことが出来ます。
バックアップ設定画面

バックアップの設定:概略
バックアップの設定:概略では、バックアップの状況が確認出来る他に、新しいバックアップセットの作成、バックアップセットの削除、名前の変更、バックアップの実行を行うことが出来ます。またバックアップの対象となっているファイルがバックアップされたかのアイコンの有無を決める設定ができます。
バックアップセットというのは、バックアップの「対象」「場所」「タイミング」が一セットになったもので、バックアップのやり方(対象ファイル別、保存場所別など)によって複数に分ける時に使います。
例えば、容量は少ないが重要なファイルはオンラインストレージに、容量が大きい写真や動画のデータは外付けHDDなど、、、といった感じですね。
バックアップの設定:対象
バックアップの設定:対象では、バックアップの対象となるファイルやフォルダを選択することが出来ます。
左側に、バックアップ元のドライブとマイドキュメントがあるので、バックアップ対象のデータが入っている場所にチェックを入れ、右側のファイルの種類からデータの種類をチェックします。
もちろん、ここに表示されている種類以外でも下の「ファイルを追加」「フォルダを追加」をクリックすることで、任意のファイル、フォルダをバックアップの対象にすることが出来ます。
バックアップの設定:場所
バックアップの設定:場所では、バックアップの対象となるファイルやフォルダを保存しておく場所を選択することが出来ます。
ここに表示される「バックアップ先」はオンラインストレージ以外はパソコンに直接接続されている記録領域(HDD、CD/DVDドライブ等)となります。
バックアップのフォルダ名は任意に決めることが出来ず、バックアップ先のストレージの一番上の階層に自動でフォルダが生成されます。
外付けHDDで複数のバックアップを作成したときには「N360_BACKUP」というフォルダの中に2つのフォルダが生成されました。
オンラインストレージも魅力的ですが、標準では容量が心許ないので、大容量のストレージにもバックアップを取ることは大切ですね。
LAN型のHDDをバックアップ先に表示させる方法は別途書きます。
◆NASをバックアップ先に表示させる方法
バックアップの設定:タイミング
バックアップの設定:タイミングでは、バックアップを実行するタイミングを「自動(推奨)」「週ごと」「月ごと」「手動バックアップ」の中から選択することが出来ます。
「自動(推奨)」の場合は、パソコンの電源が入っていて、使用中でないときを見計らってバックアップを行ってくれます。
「週ごと」及び「月ごと」は自分で『曜日or日付』と『時間』を決めてバックアップを行うように設定します。どちらもパソコンを使っていないアイドル時に実行するか、使っていても構わずバックアップを行うか決められます。
週ごとのバックアップ設定画面

月ごとのバックアップ設定画面

「手動でバックアップ」に設定した場合は、自分でバックアップを実行を行わない限りバックアップをしません。
自動が推奨になっていますが、データの種類や重要性、利用頻度などを考えて最も都合のよいバックアップのタイミングを設定することが重要だと思います。