IDプロテクションの管理
IDプロテクションの管理では、フィッシング対策、Norton セーフウェブ、ID セーフの設定の「オン/オフ」を設定することができます。
IDプロテクションの管理画面

IDプロテクションの種類と説明
- フィッシング対策
- フィッシング対策は不正なWebサイトを特定・遮断するリアルタイムの分析機能で、個人情報を盗み出そうとするサイトから保護します。なおこの機能は、Internet ExplorerとFirefoxブラウザのみ対応しています。
- フィッシング対策
- Norton セーフウェブはWebサイトの評価サービスです。これによってユーザは安全なWebサイトと不正なWebサイトを簡単に区別することが出来ます。
- ID セーフ
- ID セーフはWebサイトを閲覧する際のログイン情報やパスワードなどの個人情報を管理し、入力するための便利で安全な方法です。
既知のフィッシングサイトや疑わしいサイトにパスワードや個人情報を入力する際に警告が表示されます。
フィッシング対策とフィッシング対策はインストールした時点で設定がされていて、特に設定変更を行う必要はありませんが、ID セーフは利用にはマスターパスワードの設定が必要なので、その方法を説明します。
ID セーフのマスターパスワードの設定方法
- 1、IDセーフをオンにし、右の設定[+]をクリックする。
- 2、IDセーフのセットアップ画面が立ち上がるので、パスワードを入力する。
※下段は「セッションごとの始まりにIDセーフパスワードを要求する」にチェックをします。
パスワード強度については、ID セーフのマスターパスワード「強力なパスワードとは」で説明します。- 3、次へをクリックすると「カードの管理」が表示されます。
- 4、カードに詳細を入力する。
- カードは、オンラインフォームに自動入力したい情報を設定するために、 ノートン ID セーフで使用されます。複数の目的のために複数のカードを作成できます。
カードの入力は後からでも行えるので、今回はなにも入力しないで、終了させます。 - [参考] ログイン情報のインポート
- Internet Explorerにログイン情報を登録している場合は、ログイン情報のインポートのダイアログが表示されることがあります。
インポートが推奨されているので「はい」をクリックします。 - 5、ID セーフのマスターパスワードの設定完了
- 以上の作業で、ID セーフのマスターパスワードの設定が完了します。設定が完了するとIDプロテクションの管理画面の「IDセーフ」にカードの管理などの設定項目が追加されます。
カードの管理の編集はここから行えます。
ID セーフのマスターパスワードの「強力なパスワード」とは
シマンテックの考える「強力なパスワード」とは、以下の条件を満たしているパスワードのことを言います。
- ・大文字を 1 文字以上含む。
- ・小文字を 1 文字以上含む。
- ・数字 (0 から 9) を 1 文字以上含む。
- ・記号 (たとえば、*、>、&、$、%) を 1 文字以上含む。
これを全部満たさないと、パスワードレベルで「高レベル」にならないんですね、、、パスワードの重要性がわかっていても中々難しい注文のように思えますね。
ID セーフの設定を行うと表示されるメニュー
ID セーフの設定を行うとメイン画面の、IDプロテクションに「IDセーフからログアウト」もしくは「IDセーフにログイン」というメニューが追加されます。

当然、「IDセーフからログアウト」の状態はIDセーフが機能している状態で、「IDセーフにログイン」の状態はIDセーフが機能していない状態となります。また、「IDセーフにログイン」をクリックすると、IDセーフのパスワードを要求されるので、設定したパスワードを入力します。